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黒川くんち

兼務神社の一つである高木神社の神事「黒川くんち」は山岳信仰の奇祭として今も残り、秋の例祭のおほしさま(穀霊つなぎ)は国内でも大変珍しい神事となっています。境内の大木に1年間吊るされたワラを開き、本箱に包まれた米の状態で吉凶を占います。
口に榊を咥ているのは、神饌に息がかかるの防くためです。この神事は美奈宜神社「蜷城の獅子舞」同様に福岡県無形文化財にも指定され、注目されています。

神事のあと、新しく収穫した米を混ぜ、例年の神事に向け調整します。調整したおほしさまを吊るし、御供から御供に循環され、来年の神事に備えます。